ボーイング929

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ボーイング929

指宿から屋久島へ渡る乗り物「ボーイング929」に乗る。

ボーイング929と形式名だけ聞くとボーイング社の飛行機と間違えそうですが、

ボーイング社が造った水中翼船ジェットフォイルの事です。

鹿児島 - 種子島 - 屋久島間は、鹿児島商船コスモライン2社がジェットフォイルを運行しているが、

指宿港から乗れるジェットフォイルは、鹿児島商船の「トッピー」になります。

「トッピー」とは、鹿児島の方言で「飛魚」の事です。

日本の海や川、湖で乗れる珍しい乗り物、

フォーバークラフト、プロプラ船、ウォータージェット船、半潜水船、外輪船など色々乗りましたが、

ジェットフォイルは、フォーバークラフトに次ぐ面白い乗り物でした。

速度が上がると翼に揚力が発生し、しだいに船体が浮上し離水、最終的には翼だけで航行する、

「翼走」という状態になる。

船体の安定は 自動姿勢制御装置により制御された翼のフラップにより行われ、

進行方向を変える場合もフラップを使うため航空機さながらに船体を傾けながら旋回する。

時速80kmで航行する為、常時シートベルト着用である。

ボーイング社が造った訳が良く分かる乗り物であった。

船体整備は、姿勢制御、推進用のタービン共々、航空機なみのメンテナンスが必要であるそうな。


EOS40D + EF24-105mm F4L IS USM