ナミアゲハ = 五齢幼虫

         ナミアゲハ = 五齢幼虫 
 
5月27日、今朝ナミアゲハの幼虫が脱皮して綺麗な緑色の五齢幼虫になっていた。
 
左が五齢幼虫で、これから成長して体長5cmほどになります。
 
イメージ 1
EOS40D + EF100mm F2.8 MACRO USM
 
一齢幼虫が脱皮して二齢幼虫になると、毛が少なくなりイモムシ形となる。
また、黒褐色の地に白色の帯模様が入る独特の体色に変化する。
目立つ体色のようだが、これは鳥のに似せた保護色で、
敵の目をあざむいていると考えられる。
以後四齢幼虫まではこの体色のままで成長する。
なお、天敵に対抗するため、
幼虫は頭部と胸部の間に悪臭を放つ黄色の臭角(肉角とも言う)をもち、
刺激を受けると臭角を突き出す。
4回目の脱皮をすると体長5cmほどの五齢幼虫となるが、これが終齢幼虫である。五齢幼虫は今までの鳥の糞模様から緑色のイモムシへ変わり、
胸部に黒と白の目玉模様ができ、小さな緑色のヘビのような風貌となる。
五齢幼虫になると一気に成長し大きくなる。