真珠湾

 真珠湾 
 
 
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ハワイ7日午前7時55分(日本時間の8日午前2時55分)、
 
旧日本軍による真珠湾攻撃70年の式典がハワイでありました。
 
新聞のコラムにこんな記事が、
 
真珠湾とは、三重県の湾。
 
英霊とは、英国人の幽霊。
 
B29とは、軟らかい芯の鉛筆。
 
と答えた若者。
 
間違っているが、見方を変えれば的外れではなく正解かも!?。
 
太平洋戦争の幕開けとなった真珠湾攻撃を題材にした映画は、
 
内外を問わず多数映画化されています。
 
12月23日から映画『聯合艦隊司令長官 山本五十六』が上映されますが、
 
真珠湾攻撃の映画ですぐに思い出すのは、
 
1970年に公開された「トラ・トラ・トラ!」ですね。
 
1941年日本海による真珠湾攻撃をめぐる両国の動きを題材とし、
 
日米共同で制作された戦争映画です。
 
「トラトラトラ」と対の文面が「ニイタカヤマノボレ一二〇八」です。
 
この文面が何か、知らない人も多く成りました。
 
旗艦「赤城」および「加賀」「蒼龍」「飛龍」「翔鶴」「瑞鶴」を基幹とする
 
日本海軍空母機動部隊は11月22日に択捉島単冠湾に集結。
 
12月2日、大本営より機動部隊に「ニイタカヤマノボレ一二〇八」の暗号電文発信。
 
ニイタカヤマ新高山)は当時日本領であった台湾の山の名で、
 
当時の日本の最高峰。
 
一二〇八とは12月8日のことで、
 
日本時間12月8日午前零時を期して戦闘行動を開始せよ」の意味。
 
12月8日7時49分、
 
第一波空中攻撃隊は真珠湾上空に到達し、
 
各機に対して「全軍突撃」(ト・ト・ト・・・のト連送)
 
7時53分、旗艦赤城に対して「トラ・トラ・トラ」を打電。
 
これは「ワレ奇襲ニ成功セリ」の意味。
 
ちなみに、攻撃中止の場合の電文は「ツクバヤマハレ」であった。
 
 
今年の夏に観た映画「シャンハイ」、
 
1941年10月~12月の太平洋戦争勃発前夜の上海を舞台に繰り広げられる、
 
アメリカ・中国合作のサスペンス作品です。
 
劇中で空母加賀がドイツ製新型魚雷を上海で装備し、
 
突如、上海の港から姿を消す筋書きですが、
 
これはおかしいと思った。
 
ここでおかしいと思った人は、戦記物が好きな人ですね。
 
湾には赤城も停泊していたのですが、
 
この次期、加賀、赤城は北方領土択捉島(えとろふとう)
 
単冠湾(ひとかっぷわん)に真珠湾攻撃のため最終終結していました。
 
ハワイ旅行数回していますが、
 
オアフ島のメジャーな観光名所で行っていない所が2ケ所有ります。
 
「この木なんの木・・・」とアリゾナメモリアルです。
 
アリゾナメモリアルは、パールハーバー海上に建設された白亜の慰霊塔で、
 
その下の海の中に真珠湾攻撃で撃沈した戦艦アリゾナが残されています。
 
この戦艦アリゾナが太平洋戦争開戦のモニメントなら、
 
終戦のモニメントは広島原爆ドームか。