バルバスバウマーク

 バルバスバウマーク
 
 
バルバスバウマークて知ってますか?!。
イスタンブール・ボスフォラス海峡で撮影した貨物船の船首に書かれています。
気になったマークなので調べてみました。
イメージ 1
EOS5D + EF24-105mm F4L IS USM
 
Aのマークがバルバスバウマークです。
船首に、球状船首(バルバスバウ)を装備している場合に記載されている。
船首真下を航行すると、球状船首(バルバスバウ)に乗り上げるという警告でもある。
イメージ 2
大型船を横から見てすぐ目に付くのが
Bの線と数字・ドラフトマーク(喫水標・きっすいひょう)ですね。
これは名称が分からなくても想像出来ますよね。
喫水(水面)から船底まで何センチあるか知るためのものさしです。
 
このほかにも船には色々なマークが付いています。
参考 ・ 船のマーク
イメージ 3
このマークのなかで季節や海域で異なる物があった。
それが満載喫水線(まんさいきっすいせん)マークです。
船が安全に走るために、季節や船が走る海域によって、
水面から上にどれだけ船体を出しておかなければならないかをしるしたもので、
貨物の積める限度を船の外からもわかるようにしたのが、満載喫水線マークです。
イメージ 4
上から順にTF=熱帯淡水、F=夏期淡水、T=熱帯、S=夏期、
W=冬期、WNA=冬期北大西洋を意味する。
 それぞれが、海域や季節ごとの気象・海象によって区分された
船舶満載喫水線用帯域図という世界地図上の各ゾーンに対応しており、
たとえば波の穏やかな熱帯域を航海する場合は、
荒れやすい冬期帯域や冬期北大西洋帯域よりも上の喫水線が用いられ、
よりたくさんの貨物が積めることになる。
 
淡水と言うのは河や湖ですよね、
淡水より海水の方が浮力があるから
海の方が重い貨物を積めると思ったら、
浮力より波が荒れない河や湖の方が重く積めるんですね。
海水の比重(約1.025)