春の椿事

 春の椿事 
 
椿が咲いていても普段は撮影しない私が、なぜか真剣に撮った・・・・。
 
春の椿事(ちんじ)と言う言葉があります。
春の珍事と言う言葉もあります。
 
椿事と珍事は、同じような意味で、珍しいできごと、滅多にないこと、思い掛けない重大なできごと、
なのですが、使い分けがよく分からない。
 
野球界では「春の珍事」ということばがよく使われます。
春の開幕戦から下位のチームが連勝してこの勢いで行けば優勝か?
なんて時に使われる言葉です。
こんな珍しいことは、夏まで続きませんよで、珍事の前に春が付く。
 
春の珍事」と言う1950年の映画があります。
野球映画の珍品で、R・ミランドの化学教授が偶然に木に反発する薬を発見して、
これをボールに塗ることで一躍名投手になり、
からくりを知らぬ大リーグ・チームにスカウトされ、
魔球を投げて活躍・・・。
 
椿事という言葉の語源には幾つかの説があるようです。
もっとも有利と思われる由来は、「荘子」に由来すると言う説です。
荘子」の中に大椿(だいちん)といって中国の古い伝説上の大木が出てきます。
この大椿が花を咲かせたりするのは滅多にないことですから、
椿事と書いて滅多にない珍しい事を指すようになったとの説です。

ところで「荘子」てなに?・・・・
 
イメージ 1
DMC-GX7 + EF-m4/3A + EF100mm F2.8L マクロ IS USM
TV 1/500 AV 2.8 ISO200 焦点距離 100mm
 
 
 
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