遠里小野環濠

 遠里小野環濠 
 
大阪市住吉区遠里小野は環濠都市だった。
環濠都市とは、商人が自衛の為、周りに堀をめぐらせた都市を言います。
 最も有名なのは堺郷。平野郷も大きな環濠都市です。
 
堺は歴史で習ったが、
長らく住まいしていた墨江や清水丘の目の前の遠里小野が環濠の村だったとは習わなかった。
 
環濠の村と言うのは室町・戦国時代の話ですが、
現在も環濠の名残の石垣が見られるのです。
 
子供の頃からそれらの石垣は知っていましたが、
「うりおの」と古い呼び方をする祖父母や親、近所の人達もだれも教えてくれませんでした。
 
我が住吉は住吉大社に始まり、
熊野街道高野街道、八尾街道が通る歴史ある町ですが、
知らなかったことがまだまだあったのだ。
 
 
イメージ 1
 
画像の遠里小野郵便局は以前は地図上「B環濠跡」のマークより少し右寄りに在り、
石垣の上にありました。
現在は阿倍野筋に面した矢印の位置にある。
 
この遠里小野郵便局の裏の道が環濠であり、
遠里小野村が阿倍野筋より2mほど高台になることがよく分かる場所です。
 
 
イメージ 2
DMC-GX7 + M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
TV 1/640 AV 5.6 ISO 400 焦点距離 45mm
 
 
 
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