東京物語 787

 東京物語 787 
 
羽田空港ボーイング787ドリームライナー(Boeing 787 Dreamliner)を数多く見た。
ANNとJALで何機ぐらい保有しているのかと調べた。
2014年2月現在 でANNが27機、JAL13機です。
 
カーボン複合材の翼やボディの先進的な機種ですが、
何かとトラブル続きで2014年の時点でなお、
機体の信頼性が安定していないのも事実である。
 
カーボンは炭素なので非常に剛性が高く、従来のアルミ合金のように腐食することもない。
 強度もアルミ合金の倍以上、しかも重さは約半分である。
カーボンは軽いという認識があるので、さぞかし軽い機体だと思っていましたが、
実は決して軽くないことを知りおどろく。
同サイズ機である767が本体だけで160トン前後なのに対し、
787は200トン近いのだそうです。
 
30~50cm間隔で骨組みの上に0.1~0.3mmの薄い金属板を貼った従来の工法に比べて、
カーボン複合材は全体が均一に2~3cm程度の厚みを必要とする。
 このためボディーの総重量は結果として重くなる。
しかし、ボディーの剛性は大きく向上し、
窓を大きくしたり、客室与圧を高くしたり、ボディー自体を大きくすることが可能になった。

ボディーはモノコック構造で一体成形されるため、
前部・中部・後部の3個の一体成形部品に集約でき、
製造工数の大幅な削減に繋がった。
 
787のカーボン複合材の原材料は、東レが1社独占で納入しているんです。

787のスムーズ・ウイング・テクノロジーと名付けられた しなる翼も大きな特徴です。
地上では、しなる翼は見られないのが残念です。
搭乗して窓からしなりを見てみたい。
イメージ 1
DMC-GX7 +  M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
TV 1/2000  AV 7.1  ISO 200  焦点距離 45mm
 
追記
羽田で撮った画像のなかに787のしなる翼が写っていました。
トリミングしましたので画像が荒いですが、
着陸寸前の787の翼がしなっています。
イメージ 2
DMC-GX7 +  M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
TV 1/400  AV 4.5  ISO 200  焦点距離 45mm
 
 
 
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