逆噴射
逆噴射
フランス南東部アルプス山中に墜落事故では、
パイロットのメンタルが原因と分かってきましたが、
それで連想されるのがJAL機羽田「逆噴射」事件ですね。
日本で乗員のメンタルヘルスが事故につながったケースとして有名なのが、
1982年のJAL350便の事故だ。
機長が突然エンジンを逆噴射する操作を行ったため、
機体は前のめりになって墜落。
乗客・乗員24名が死亡した。
機長は業務上過失致死罪で逮捕されたが、
起訴は見送られた。
この時、初めて「逆噴射」なる言葉と意味を知る。
エンジンの逆推力装置(ぎゃくすいりょくそうち)とは、
ジェットエンジンが発生する推力の向きを逆にすることによって飛行機を減速させるための装置である。
スラストリバーサーとも呼ばれる。
着陸後初期の高速滑走状態で使用され、滑走距離を短縮するために用いられる。
滑走速度低下後は車輪ブレーキとスポイラーのみによって制動が行なわれる。
機体を減速させるだけの逆推力を得る為にエンジン出力が増大されるので、
接地直後の数秒間だけエンジン音が一段と大きくなる。
その当時、「逆噴射」と対の言葉が「キャプテン(機長)、やめてください」ですね。
逆噴射事故の前日、
1982年(昭和57年)2月8日にホテルニュージャパンの火災がありました。
2日続けての大惨事でしたのでよく覚えています。
マクドネル社と合併、マクドネル・ダグラスになり、
ボーイング社に吸収されてダグラス製航空機は無くなりました。
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