原節子
日本映画の黄金時代を支えた伝説の大女優、
原節子さん95歳が9月5日に肺炎のため亡くなられていた。
日本人離れした美貌で「永遠の処女」「日本のグレタ・ガルボ」と呼ばれたのは知っていますが、
原節子の映画を映画館で観たことはありません。
映画館で映画を観た青春時代には、すでに引退されていたのですから。
「東京物語」は断片的な映像をテレビで観ただけですが、
記憶に残るのは笠智衆の若かれし姿(老けてましたが)です。
昔々、旅行で尾道に行った折、
古い映画を思い出していたら、
ふと!最近、映画館でフィルムの巻き上げる音を聞いていないなと思った。
昔と違って映画館の施設もよくなり映写室からの映写機の動く音が聞こえないのだ。
そう思っていたら、最近の映画では8割がプロジェクター投影なんだそうで、
フィルム映写は2割だと知る。
映写中にフィルムが切れて投影が途切れ、
映写室から「カタカタカタ・・・・」とフィルムの当たる音が聞こえてきた・・・・
そして、オッサンの「まだか、はよせい!」の声。
あっ!懐かしい!。
TV 1/80 AV 8 ISO 640 焦点距離35 mm