セメン菓子

 セメン菓子 
 
 
1週間前、四天王寺の終い弘法(しまいこうぼう) に行く。
弘法大師の月命日、毎月21日は俗に「お大師さん」と呼ばれ、境内に露店が並びます。
特に12月は終い弘法と呼ばれ賑わいます。
 
谷町筋側から入る西門前に、古くから商いする薬屋「岩崎太子堂」があります。
私が子供の頃、四天王寺お参りの後、
この店で母親が「セメン菓子」を時折買っていました。
当時、セメン菓子は岩崎太子堂の看板商品でした。
 
セメン菓子ですが、セメントでも菓子でもありません!。
板チョコ風にした虫下し薬です!。
味はチョコレートには程遠い味でしたね。
どんな味か表現できませんが、
美味しい不味いで言えば、不味いです。
 
今の看板商品は大峰山和漢胃腸薬の 陀羅尼助(だらにすけ)だそうです。
 
今の時代、「虫下し」で検索すると、犬ネコの虫下しが出てきます。
 
セメンとは、
駆虫成分のサントニンを含むセメンシナというキク科の植物の略称からきいてるものです。

 
イメージ 1
DMC-GX8 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
TV 1/250 AV 8 ISO 200 焦点距離 12m
 
 
 
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