帰還事業

 帰還事業 
 
 
若い人は知らないらしい在日朝鮮人の帰還事業。
金正男(キム・ジョンナム)暗殺で、鶴橋生まれの高春行(コ・チュネン/チュンヘン)の事を思い出したら、
帰還事業の事も思いだす。
高春行もこの帰還事業で北朝鮮へ移住したのです。
 
北朝鮮では帰国事業と呼び、
朝鮮総連が推進した運動から帰国運動または帰還運動と呼ばれる。
朝鮮総連と対立関係にあった在日本大韓民国居留民団の立場からは、北送事業(ほくそうじぎょう)と呼ぶ。
1950年代から1984年にかけて行なわれた在日朝鮮人とその家族(家族には日本人も含まれる)が、
朝鮮民主主義人民共和国北朝鮮)への集団的な永住帰国あるいは移住のこと。
 
北朝鮮と国交がなかったので、日本赤十字社(日赤)と朝鮮赤十字会(朝赤)によって実務が行なわれた。
1959年12月14日に最初の帰国船が新潟港から出航し、1984まで続いた。
93,340人が北朝鮮へと渡り、そのうち少なくとも6,839人は日本人妻や子といった日本国籍保持者だった。
 
帰国船は事業の後期には、万景峰号マンギョンボン・初代)が使われている。
元山・新潟間に就航していましたが、2006年10月14日付けで入港禁止になっています。
 
帰国事業、「地上の楽園」と言われ移住したら「この世の地獄」だった。
 
イメージ 1
DMC-GX8 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
TV 1/60 AV 4.5  ISO 1000 焦点距離 12 mm
 
 
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