保津川


保津川下りの船を背景に紅葉撮影しようと保津川下り下船場辺りから山手に登る。

秋の観光シーズンなので保津川下りの船は次々とやって来た。
しかし、またも通り雨!。
アンラッキーと思ったが、雨が降るのに日が差したので、
雨粒を捕らえた面白い写真が撮れてラッキーに!。

山行きの服装と防滴カメラ・レンズですので少々の雨でも耐えられますが、
ちょっと薄着で来てしまった。
手袋が欲しくなるほど冷え込む。

ところで、保津川下りの川は「保津川(ほづがわ)」ですが、
嵐山から下流は「桂川(かつらがわ)」と呼びます。

保津川桂川の境は、渡月橋を挟んで上流が「保津川」、下流が「桂川」なんですが、
渡月橋が架かるあたりの川は「大堰川(おおいがわ)」と呼ぶんです。

現代は上流から「保津川」、「大堰川」、「桂川」と呼ばれ淀川に流れていますが、
古くは葛野川(かずのがわ)と呼ばれ、
大堰川と呼ばれるのは、5世紀後半に、
この地域で大変な力を持っていた秦氏(はたうじ・渡来系の豪族)が、
川に大きな堰(せき)をつくり、灌漑用水を引いたことに由来します。

大堰川に橋を架けられたのは、
承和年間(834年〜848年頃)法輪寺を中興した僧、道昌(どうしょう)で、
法輪寺の門前橋であったことから「法輪寺橋」と呼ばれていました。

渡月橋と呼ばれるようになったのは、
鎌倉時代亀山天皇(在位期間1259年〜1274年)が、
満月の晩に舟遊びをされ、月が橋の上を渡るように見えることから、
「くまなき月の渡るに似る」
と詠われたことからに由来します。

イメージ 1
EOS 5D Mark Ⅲ + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
AV 4.5  TV 1/350 ISO 200 焦点距離 124 mm
 
 
こちらも見てね!。