集団就職と原付免許

 集団就職と原付免許   

大阪モーターショーのホンダブースには、
モンキー125とともにスーパーカブC125が展示されていました。
モンキー125は、グロム(MSX)125をベースにタンク、フレーム、シートなどを
モンキー仕様に仕上げた コンセプトモデルです。

スーパーカブC125もグロムの空冷4ストOHC125ccエンジンがベースですが、
カブの伝統に従って自動遠心クラッチを装着している(グロムとモンキーはマニュアルミッション4速)。

現行スーパーカブは50ccと110ccが有るわけで、
125cc版が販売を見越しての展示なら、やはり原付免許の改定有りきなのか????。

そもそも原付免許は、戦後の高度経済成長期、
中学を卒業して集団就職する子供向けに出来た免許制度です。
 勤め先で配達用などでカブを使う所が多く、
最低限の交通ルールを知っていれば、
実技試験なしで乗せてもOKだろうという理念から生まれた免許です。

現在は適性試験と学科試験に加えて原付講習(正しく安全に乗るための乗り方講習)が3時限あります。

50cc原付バイクの最大の弱点が、最高速度時速30kmに制限されていることです。
現代の交通社会において、全体の流れのスピードに乗れないのはかえって危険です。
高速道路の最高時速も120kmになろうとするこの時代、
50cc原付バイクの最高速度時速を60kmに上げるのなら、
もはや排気量50ccの縛りは必要なくなるのであります。

イメージ 1
DMC-GX8 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
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