ブルドーザー道

 ブルドーザー道 

山小屋に物資や小屋番を運んでいるブルドーザーですが、
登山道とは別にブルドーザー道が富士山には4ルートあります。

登山道は山梨側が吉田ルート1つ、静岡側は富士宮、 御殿場、須走の3ルートです。

ブルドーザー道の4ルートですが、静岡県側(管理:林野庁静岡森林管理署)に3本、
山梨県側(保有・管理:山梨県)に1本です。
ただし、山頂までブル道が通っているのは静岡県側のみ。
山梨県側は標高3450メートル付近の八合五尺にある御来光館までしか通っていない。

ということで、ブルドーザーで富士山頂上登山が出来ますが、一般登山者は乗せてくれません。
このブルドーザーに乗るには、郵便局員になるか、山小屋で働くか、山小屋関係者のコネで乗るか、
怪我をして救急搬送されるかですが、救急搬送は下りだけですね!。

昔は七合目まで馬によって荷揚げされ、そこからは人力によって歩荷されていました。
ブルドーザーが導入され始めたのは昭和30年代。
富士山レーダードーム建設時、馬に変わりブルドーザーによる荷揚げが行われるようになりました。

観光地化された現在の富士山、そして4本のブルドーザー道がすでにあるのですから、
ブルドーザー登山ツアーが有ってもよいのではないかと思うのですが・・・・。

この老人の死にみやげに富士山山頂でご来光を拝ませてください・・・・。

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