杜若(かきつばた)

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杜若(かきつばた)

「はじめてのベストシーズン尾瀬」2日目、会津高原ホテルに宿泊。
ホテル敷地内に杜若が咲いていました。

この花は、我が町、大阪市住吉区の区花に指定されています。

かきつばたは、古来日本文化に関わりが深く、日本人には親しまれてきた花ですが、わが町"住吉区"とも深い関わりをもつ花です。
住吉大社の南東、細江川北岸・浅沢神社周辺は古代、浅沢沼と呼ばれ、平安の昔からかきつばたの名所として知られていました。

「住吉の浅沢小野のかきつばた衣(きぬ)に摺(す)りつけ着む日知らずも」 (万葉集 作者不明)
「いかにして浅沢沼のかきつばた紫ふかくにほひ染めけん」 (藤原定家)

また、明治10年明治天皇行幸され、「むかし見し浅沢小野の花あやめいまも咲くらむ葉がくれにして」と歌を詠まれたということです。


EOS10D+EF70-200mmF2.8