文廟
文廟「ぶんびょう」(ベトナム読み・バンミョウ)と読みます。
孔子の霊を祀(まつ)った建物で孔子の死の翌年(紀元前478年)、
中国の山東省西南部の曲阜(きよくふ)県の旧宅に建てられたものが最初といわれており、
孔子廟、聖廟とも言うそうです。
日本にも孔子廟が幾つかあるそうで、有名なものは「長崎孔子廟」だそうです。
http://www4.cncm.ne.jp/~rekidai-museum/koushibyo/index.html
ハノイの文廟は、1070年に建てられ、1076年にはその境内に、
ベトナムで最初の大学が開設された。
中でも19世紀に建てられた「奎文閣」は有名で、異なる顔をした亀の上に石碑が置かれている。
(けいぶん「奎」は星座の名で、文運をつかさどる星》文物。文学。文教。)
この石碑は、15世紀以降、
約300年間の科挙試験(官吏登用試験)に合格した82人の名前が刻まれている。
この石碑の中の一つに「大正七年九月十五日重立」と刻まれた物を見つけた。
日本の年号とは関係なさそうであるが、興味深い!。
屋根瓦が、ベトナム独特の「アンジュレ瓦」という小振りな瓦で、
屋根全体を見ても1枚だけ見ても美しく気に入った!。
EOS5D + TAMRON AF28-300mm F/3.5-6.3 XR Di VC