本日天気晴朗なれど~

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本日天気晴朗なれど~

6月17日、本日天気晴朗なれど~!。

もう夏の陽気ですね!。

「本日天気晴朗なれど~」と言う言葉を口にすると、

戦艦三笠→バルチック艦隊→T字戦法→日本海海戦→暗号電文→本日天気晴朗ナレドモ波高し

「敵艦隊見ユトノ警報ニ接シ、連合艦隊ハ直チニ出動、之ヲ撃滅セントス 本日天気晴朗ナレドモ浪高シ」


ロシアのバルチック艦隊の来航が知らされ、その撃滅に向かう際、連合艦隊司令部の幕僚が大本営に向け出撃の報告を打電しました。その文面は、参謀の飯田大尉が起草し先任参謀の秋山真之中佐に提出した際、秋山がその気象予報の文面を思い出し、その文面の最期に「本日天気晴朗ナレドモ波高し」を付け加えました。
この「本日天気晴朗ナレドモ波高し」は、海軍大臣山本権兵衛をして、「秋山の美文はよくない。事実を粉飾して後世をまどわす危険がある」と批判されたが、実際は、その文面には日本海軍が有利だとの内容が込められていた。
「晴朗」だから敵を見逃す恐れは少ない。「波高し」だから砲術に優れた日本が有利だ。


この暗号電文が名文と言われているのですが、

「撃滅セントス」までが暗号で連合艦隊司令長官からの発令で、

本来、暗号文は短い方が良いのだが、

後ろの「本日・・・」が平文で秋山が加筆した事により名文とされている。

日露戦争日本海海戦の話ですが、若い人は知らないだろう。

司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」を読んだ人は分かるだろう!。


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