no2 情熱のスペイン悠久のポルトガル10日間

  情熱のスペイン悠久のポルトガル10日間 no 13
 
 2月23日(水)
 
トレド観光後、マドリッドに戻り昼食。
 
昼食後、美術館めぐりです。
 
最初に訪れたのはプラド美術館
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15世紀以来の歴代のスペイン王家のコレクションを展示する美術館です。
 
主な収蔵品
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EOS5D + EF24-105mm F4L IS USM
プラド美術館への入場は、本館正面からではなく裏手の新館から入りました。
 手マークの位置
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館内は撮影禁止なので画像はありません。
 
学生の時に習ったことあるよ、本で見たことあるよの絵画を生で観る。
 
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ベラスケスの最高傑作です。
 
この絵、解説を聞いていると、なるほど奥深い絵だと感心する。
 
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「裸のマハ」は、1797年から1800年間に描かれたが、
 
当時のスペインでは問題になっり、裁判所沙汰になった絵です。
 
裁判の後、絵は100年弱の間、プラド美術館の地下にしまわれ、
 
公開されたのは、1901年のことです。
 
裁判の焦点はモデルは誰であるか、でしたが、ゴヤは明かさず。
 
今だ、モデルは誰か謎のまま!。
 
マハ(maja)とは、「小粋な女(小粋なマドリード娘)」という意味のスペイン語で、
 
人名ではありません。
 
推測として、モデルは誰かには二説あります。
 
1つはゴヤと関係のあったアルバ公夫人
 
 
もう1つはゴドイの愛人であったペピータを描いたとする説です。
 
二作品は並んで展示してありましたので、
 
見比べると素人目にも「着衣のマヤ」は手抜き絵画でした。
 
ガイドさんの分かりやすい解説で久しぶりに美術勉強したな~!。
 
プラド美術館を出ると、庭園内に現代のアダムとイブが居た。
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EOS5D + EF24-105mm F4L IS USM
 
 
 
 
 
  情熱のスペイン悠久のポルトガル10日間 no 14
 
 2月23日(水)
 
プラド美術館からソフィア王妃芸術センターへ。
 
途中、スペイン王宮を外観のみ見学。
 
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ここには、ピカソの名画「ゲルニカ」があります。
 
ゲルニカ」(Guernika)は、
 
スペインの画家パブロ・ピカソスペイン内戦中に
 
空爆を受けた町ゲルニカを主題に描いた絵画です。
 
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EOS5D + EF24-105mm F4L IS USM
 
これが「ゲルニカ」です。
 
この部屋には「ゲルニカ」の一作品しか展示していません。
 
そして、部屋の外からだと、フラッシュなしの撮影が許可されています。
 
絵画から3m内には近寄れません。
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EOS5D + EF24-105mm F4L IS USM
 
ラッキーな事に「ゲルニカ」の前に人が居ません。
 
正面からの作品撮影が出来ました。
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EOS5D + EF24-105mm F4L IS USM
 
作品は縦3.5m、横7.8mの大作で、
 
キャンバスに工業用絵具ペンキによって描かれた為、傷みが激しい。
 
特に下部が痛んでいるとの事で、今後、この場所から移動される事は無く、
 
海外での展覧会も無い、ここでしか観れない作品です
 
 
 
 
 
  情熱のスペイン悠久のポルトガル10日間 no 15
 
 2月24日(木)
 
マドリッドを後に、今日は、ラ・マンチャ地方を通り、
 
コンセグラ(コンスエグラ)、コルドバグラナダへ向います。
 
 
騎士道物語を読み過ぎて妄想に陥った郷士(下級貴族)の主人公が、
 
自らを伝説の騎士と思い込み、
 
ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャと名乗り、
 
痩せこけた馬のロシナンテにまたがり、
 
従者サンチョ・パンサを引きつれ旅に出かける物語です。
 
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マドリッドから南に110km、
 
小説「ドン・キホーテ」の舞台となったコンセグラの丘へ。
 
コンセグラの小さな町にある小高い丘に風車が点在しています。
 
ドン・キホーテは、この風車を巨人と思いこみ突進していく場所です。
 
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 細長い丘の頂上に1列に風車が並んでいます。
 
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EOS5D + 24-105mm F4L IS USM
 
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EOS5D + EF24-105mm F4L IS USM
 
 
 
 
 
  情熱のスペイン悠久のポルトガル10日間 no 16
 
 2月24日(木)
 
ラ・マンチャ地方の風車の丘・コンセグラ(コンスエグラ)を後に
 
約290km南下、10世紀頃コルドバ・カリブ王国の首都として栄えたコルドバへ。
 
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古代ローマ時代からある都で、711年イスラム教徒に征服され、
 
15世紀末キリスト教勢力によるレコンキスタが完了。
 
イスラム教とキリスト教が交じり合った都である。
 
ローマ橋を渡り世界遺産コルドバ歴史地区へ入ります。
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EOS5D + EF24-105mm F4L IS USM
 
ローマ橋を渡り、まずはレストランで昼食。
 
昼食後、ローマ橋の先に見える建物メスキータの観光。
 
メスキータは784年、アブド・アッラフマーン1世により建設が始められたモスク。
 
10世紀まで拡張が続き、レコンキスタ後はキリスト教の聖堂となった。
 
元がモスクであった為、今まで見てきた聖堂とは雰囲気が違います。
 
空間を支える無数の円柱は、
世界各地から集められた時代、様式、場所の異なる他の建物から転用されたもの。
 
転用されたために寸足らずとなった円柱の上部に、
 
高い天井を支え特徴となる2重アーチを生んだ。
 
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モスクの名残
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EOS5D + EF24-105mm F4L IS USM
 
改修された聖堂部分。
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EOS5D + EF24-105mm F4L IS USM
 
メスキータとは、スペイン語でモスクの事。
 
メスキータ(Mezquita)は「モスク」(ひざまずく場所)、
 
ムスリム(回教徒)の礼拝堂の意味で、
 
スペインに現存する唯一の大モスクである。
 
礼拝の間には、
 
キブリ壁といわれるメッカのカーバ(Kabah)神殿の方向を指し示す壁が正面にあり、
 
目印となるミフラーブ(Mihrab)と呼ばれる小さな窪みが設けられている。
 
ミフラーブ部分
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EOS5D + EF24-105mm F4L IS USM
 
 
 
 
 
 
  情熱のスペイン悠久のポルトガル10日間 no 17
 
 2月24日(木)
 
メスキータ見学後、
 
メスキータの北に迷路のように小路がある。
 
そこに建ち並ぶユダヤ人街の散策。
 
コルドバ「花の小道」とガイドブックやパンフレットに紹介されていますが、
 
見てがっかり、世界三大がっかり+αだ!。
 
 
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ここが「花の小道」ですと言われたが、
 
狭い路地の白壁に、赤いゼラニウムの鉢植が有るだけ。
 
見栄えする花でもないし、乾燥にも強く、害虫にも強い手抜きできる花だ。
 
それも、短い距離の路地一筋。
 
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世界三大がっかり+α」に認定!!!。
 
 
 
 
 
  情熱のスペイン悠久のポルトガル10日間 no 18
 
 2月24日(木)
 
コルドバを後に、約170km今日の宿泊地グラナダを目指す。
 
コルドバグラナダ間の中間にある小さな町ルーケの
 
廃線の旧駅を利用したドライブインのようなところ、
 
「ESTACION de LUQUE(ルーケ駅)」で休憩。
 
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EOS5D + EF24-105mm F4L IS USM
この辺りはオリーブの産地。
 
売店の「NICOL'S」には、土産物のオリーブ石鹸やオリーブ製品を売っている。
 
日本人観光ツアーは、コルドバグラナダ間では必ず立ち寄る所だそうで、
 
お勧め品はエクストラバージンオリーブ油を使った保湿クリームです。
 
私は、興味がないので現物を見ていませんが、
 
「シワヨボウ」の日本語一言しか話せない店おじさんから皆さん買われたのは、
 
添乗員も勧めていた「リショーネ」という商品です。
 
この旧駅で興味深いものを見つける。
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この建物は旧駅のトイレです。
 
屋根に大きな水タンクがありますので、水洗トイレです。
 
中に入って奇妙なものを見つけた。
 
これです。
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小便器の背中合わせに、この設備があります。
 
個室トイレではなさそうだ。
 
シャワー口は無かったが、シャワールームに思える。
 
ヨーロッパの鉄道駅には、シャワー施設がある駅もあると聞いた事があるので、
 
スペイン人には、珍しくも無いのでしょう。
 
しかし、私は、トイレにシャワーは以外だった。
 
様式ホテルは、トイレとシャワーは一体なので、それを考えると普通か!?。
 
 
 
 
 
  情熱のスペイン悠久のポルトガル10日間 no 19
 
 2月25日(金)
 
宿泊ホテル・アリサレスの前がイスラム芸術の傑作、
 
 
朝一番の観光になります。
 
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EOS5D + EF24-105mm F4L IS USM
 
現地ガイドの男性が、ミニバイクでホテルにやって来た。
 
宮殿入口まで徒歩で向かい、途中二人の女性現地ガイドが合流。
 
この男性ガイドさん、花粉症でした。
 
日本のスギとは違う種類ですが、スギ花粉症だそうで、
 
花の片穴に薬を詰めていました。
 
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スペインアンダルシア州グラナダ県グラナダ市南東の丘の上に位置し、
 
場非常に暑いと言われるグラナダの中でもとても涼しい場所です。
 
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宮殿と呼ばれているが城塞の性質も備えています。
 
建物は白を基調としているが、
 
 
「赤い城塞」を意味する「アル=カルア・アル=ハムラー」と呼ばれていたものが、
 
スペイン語において転訛したものである。
 
この名称の由来については、城塞周辺の土地の土壌が赤いため、
 
あるいは建築に使われた煉瓦の色であるとか、
 
宮殿が赤い漆喰で覆われていたからなど諸説あるが、
 
イブン・アルハティブは、アルハンブラ宮殿増築の時、
 
夜を通してかがり火を燃やし工事したため、
 
グラナダ平野から見上げた宮殿は赤く染まって見えたことから、
 
このように呼ばれたという説を唱え、これが一般的な説として通用している。
 
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この宮殿で印象に残ったのは、
 
壁一面に施された装飾模様でした。
 
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 情熱のスペイン悠久のポルトガル10日間 no 20
 
 2月25日(金)
 
グラナダから約170km地中海に面したミハス観光。
 
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ミハスは、スペイン南部アンダルシア州マラガ県にある海岸
 
コスタ・デル・ソル(太陽の海岸)の西部に位置し、
 
海岸道路から8km山手にあり、
 
白壁が美しい古い街並みが残るリゾート観光地です。
 
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EOS5D + EF24-105mm F4L IS USM
 
コスタ・デル・ソル(太陽の海岸)は1970年代と80年代の間、
 
この地域は「犯罪海岸 "Costa del Crime"」として悪名が高かった。
 
イギリスのギャング団の間で、
 
両国間に犯罪人引渡し条約が無かった為、
 
法的なトラブルを逃れてこの地で贅沢をして暮らすことが流行っていたそうな。
 
道幅の狭いミハス観光の足は、ロバタクシーが最適です。
 
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EOS5D + EF24-105mm F4L IS USM