no06 ブダペスト観光

 no06 ブダペスト観光  
 
7月21日(木)
 
ブダペストでトラム、地下鉄のほかに乗ってみたいものがある。
 
午後からの自由行動でその乗り物に乗りに行く。
 
宿泊ホテルまで戻り、ホテル・ブダペスト前が始発駅の登山鉄道に乗る。
 
ブダのターミナル、セール・カールマン広場から
 
59・61番のトラムに乗って2つ目の停留所で降りると、
 
目の前に登山電車の始発駅ヴァーロシュマヨル駅があります。
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トラムを降りて進行方向右がホテル・ブダペストで左に進むと登山鉄道です。
 
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ブダペスト・ラック鉄道Budapesti Fogaskerekű Vasút
 
ラック式鉄道とは、
 
両レールの間にラックレールがあり、
 
その山歯と車軸に取り付けられた歯車が噛み合って急勾配を安全に走行できる。
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麓のヴァーロシュ・マヨル駅Városmajorから山上まで、延長3.7km、
 
標高差は325mある。勾配はおおむね110‰だという。
 
ラック鉄道は、
 
スイスのリギ山で実用化されたリッゲンバッハ方式によって1874年に開通した。
 
ヨーロッパではリギ鉄道Rigi Bahnen の2線、
 
ウィーン・カーレンベルク鉄道Kahlenbergbahn(1922年廃止)についで3番目に古い。
 
当初はシュヴァーブ・へジュSvábhegy(hegyは山の意)までの2.9kmだった。
 
沿線の宅地開発で需要が増え、1890年に現在の終点まで延長されている。
 
1929年には電化が完成して、草創期以来の蒸気機関車が姿を消し、
 
さらに1973年には設備がアプト式に改修された。
 
現在走っているのは、そのとき導入された、
 
オーストリア製の電車です。
 
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標高452mの終点セーチェニ・へジュSzéchenyi-hegy駅まで、
 
交換待ち時間込みで約20分の旅。
 
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終点セーチェニ・へジュ駅から200mほど歩くと、
 
ジェルメク・ヴァシウートGyermekvasút、子供鉄道が有ります。
 
子供達が運行する鉄道で蒸気機関車も走っています。
 
今回は、時間がないので乗車せず、残念!。