祇園
期限の来る阪急株主優待乗車券を消化する為だけに、
一念坂・二寧坂辺りに出かけた。
この辺り東山区は二年ぶりになる。
紅葉や桜の季節に来る事がほとんどなので、
EOS5D + EF70-200mm F4L IS USM
一力茶屋の角を曲がって祇園甲部、花見小路に入る事はない。
日中、花見小路に舞妓さんの姿を見ることはないからだ。
京都の観光地で日中見かける舞妓はんは、
観光におこしはった素人はんが、舞妓のお召ししてはるんどすえ。
本物の舞妓はん、みとおしたら、お座敷におこしやす。
舞妓はんと言えば!。
白塗りに、だらりの帯が印象的です。
戦前と戦後の舞妓はん、かんざしや化粧、だらりの帯に違いがあるそうです。
戦前の舞妓はんは子供っぽく見せるのだそうで、
現代の舞妓はんより、白塗りの襟足も浅く、だらりの帯も短い。
現代の舞妓はんは色っぽいのだ。
芸妓、舞妓の化粧が白塗りなのはなぜ?。
お座敷のロウソクの灯に顔が映えるように。
目じりを赤く塗るのは魔よけです。
若い舞妓は、下唇にだけ紅をつけます。
見習いであるという建前から、
衣装はかならず肩上げ、袖上げのされた裾を引いた振袖の着物を着、
こっぽり(京都では「おこぼ」)の下駄にだらりの帯、
自髪で日本髪を結い、花かんざしを挿す。
こんな舞妓はんと、
おいそれとお座敷遊びなど出来ませんが、
現在、京都の花街で舞妓がいるのは
おじさんは、どちらかと言えば、舞妓より芸妓・・・・。