つけるつけない

 つけるつけない 
 
 
つけるつけない、あっ、カメラレンズの保護フィルターの事です。
 
偏光(PL)フィルターや減光(ND)フィルターなど
 
明確な目的で付けるフィルターではなく、
 
レンズ前玉を傷から守るフィルターが保護フィルターです。
 
カメラを落とし、レンズ先端フィルターねじ部分を凹ましてしまった。
 
その時、保護フィルター付けとけばよかったかなと、
 
一瞬思った今日この頃。
 
大きく分けて一眼レフ愛好家は、
 
保護フィルター付る派と付かない派に分かれる。
 
所有レンズ、新品で買った物には付けていない。
 
オークションで買った中古品の中に付いて来た物は、そのまま付けている。
 
で、私は基本的には付けない派に属す。
 
銀塩(フィルム)一眼レフを始めたその昔、
 
近代写真の巨匠、
 
土門拳さんがおもむろにポケットから取り出したハンカチで、
 
レンズ前玉をゴシゴシ拭いた。
 
そんなテレビ場面を見た時、
 
あっ!、レンズの傷など神経質にならんでええんや!、と悟る!?。
 
それ以来、レンズ購入時に売却する事など考えていない事もあり、
 
付けない派である。
 
保護フィルター付けたら光学性能低下するから
 
付けないと豪語する方も居られるが、
 
そこまでシビアな考えはない。
 
付けない理由をもうひとつあげるなら、
 
高級レンズになるほど、フィルター径が大きくなるり、
 
大口径保護フィルターは、素のガラスにコーティング程度で高額であるからかな。
 
ところで、所有レンズで前玉に小傷のあるもの、
 
内部レンズにカビが生えたもの、
 
内部レンズのコーティング剥がれがあるもの、
 
そんなレンズ、古いものなので常用してはいませんが、
 
スナップ撮影で使って画像にそれらの影響はない。
 
常用しない理由は、元々の光学性能が劣る古いレンズだからです。
 
そんなこんだで、これからも付けない派だ。
 
皆さんは、つけるつけない、どちら派ですかね。
 
ところで、巨匠土門拳さんの写真、
 
ピンボケショット、被写体ブレや手ブレ写真が作品になっている。
 
現代のデジ一眼に手ブレ防止レンズで撮れば、
 
素人でも土門拳を抜く画質で撮れる。
 
スナップ写真では素人も皆、プロ級画像が撮れるが、
 
でも皆、プロにはなれない。
 
なぜなんだろう?。
イメージ 1
EOS5D + EF24-105mm F4L IS USM