ロマンティック街道・マッターホルン・パリ no04 ディンケルスビュール

 ロマンティック街道・マッターホルン・パリ no04 
 
「ロマンティック街道とアルプスのピラミッド・マッターホルンとパリの休日9日間」
 
第3日目、7月8日(日)
 
ロマンティック街道中世の面影が残るローテンブルクを後に、
ロマンティック街道を南下、
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ドナウ川支流のベルニッツ川の畔、
19の塔をもつ城壁の都市、ディンケルスビュールへ。
三十年戦争でも、第二次世界大戦でも戦災を受けず、
12~16世紀頃の町並みを残しています。
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観光時間が少なく地図上の青線を往復しただけの観光になる。
 
このディンケルスビュールの見所は、
ドイチェス・ハウス(Deutsches Haus)です。
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1440年頃に建てられた木造7層の建物は、
ドイツでも指折りの豪華な木骨組みの家として名高く、
豪商の館だったそうです。
現在は1階がレストランで上はホテルです。
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この家がなぜこの街の見所かというと、
少し変わった工法で建築されているからです。
上の階に行くほど前に突き出てくる造りになっています。
上に行く程フロアは広くなっている。
マッチ箱を重ねたと表現されていますが、
現在建築の2×4(ツーバイフォー)と似た造りで、
各フロアを上に積み上げて造られた建築です。
 
他の家も横から見ると上層に行くほど前にせり出して居るのが分かります。
豪壮な多層階建築、木彫りが施されているホテル・ドイチェス・ハウスは別格で、
ドイチェス・ハウス」は屋号のようです。