ロマンティック街道・マッターホルン・パリ no05

 ロマンティック街道・マッターホルン・パリ no05 
  ヴィーズ教会 
 
「ロマンティック街道とアルプスのピラミッド・マッターホルンとパリの休日9日間」
 
第3日目、7月8日(日)
 
ディンケルスビュール からロマンティック街道を南下、
フュッセンとオーバーアマガウを結ぶロマンティック街道から 少しそれた所にあり
18世紀に起こった「ヴィースの奇跡」といわれる伝説から建てられた
ヴィーズ教会に立ち寄ります。
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ヴィースの奇跡」とは、
  1732年、シュタインガーデンの修道院
「鞭打たれるキリスト」の像がもたらされました。
しかし、このキリスト像は血を流す姿がリアルで悲惨だったため、
嫌われて飾られることなく修道院の屋根裏に8年も放置されていた。
それを見つけたマリア・ロリーという名の農婦が哀れに思ってこの像を譲り受け、
祈りを捧げ続けると、数ヵ月後の1738年6月14日、
なんとキリストの像が涙を流し始めたのでした。
 この奇跡に驚いたロリー夫妻は、
この「鞭打たれるキリスト像」を牧草地にあった小さな礼拝堂に安置しました。
教会は奇跡とは認めませんでしたが、
この奇跡はまたたくまに広がり多くの人が巡礼してくるようになりました。
その後、そこで新しく建設されたのが今日の「ヴィース教会」です。
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EOS 5D Mark Ⅲ + EF24-105mm F4L IS USM
なだらかな丘の牧場にヴィース教会(Wieskirche)が立っています。
ヴィース(wies)とは、ドイツ語で草原の意味で、まさしく草原の牧場です。
ユネスコ世界文化遺産に登録されているのでが、
外見は、何の変哲もない教会です。
しかし、中に入るとその華やかで壮麗なロココ芸術の内装に圧倒されます。
ロココ様式の内部の装飾はヨーロッパ随一と言われ、
特にその天井画は「天から降ってきた宝石」とも讃えられている。
建築と装飾・絵画担当はツィンマーマン兄弟
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ロココはロカイユ(rocaille)に由来する言葉でロカイユはの意味、
バロック時代の庭園に造られた洞窟(グロッタ)に見られる岩組のこと。
それが転じて、1730年代に流行していた、
曲線を多用する繊細なインテリア装飾をロカイユ装飾と呼ぶようになった。
ロカイユ装飾は、イタリアの貝殻装飾に由来すると考えられているが、
植物の葉のような複雑な曲線を用いた特有のものである。
豪壮・華麗なバロックに対して、優美・繊細なロココと言われるが、
私、区別出来ません!。
 
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ロードバイクの本場ヨーロッパ、見たことも無いハブを見た!。
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