法螺貝

 法螺貝 
 
一月二月は、護摩焚きや法螺貝の音を見たり聞いたりする機会が増える。
 
「法螺(ほら)」は、密教の儀式で使用される法具の一つで、一種の楽器とある。
 
ほら貝の音は何となく聞いて知っているのですが、
楽器ならば曲として色んな吹き方があるのだろうか、?。
 
もともとは、インドで釈尊法華経を説かれた時、人を集めるための合図として使われ、
仏教の伝来によって日本にもたらされたそうです。
 
法螺は、日本に密教が伝来してより、その儀礼において象徴的に使用されていましたが、
やがて修験道においても使用されるようになります。
当初は、ただ熊などの獣よけのために使っていたようですが、
やがて仏教と同様に修験道の儀式などに使用される法具となりました。
さらに法螺は、その音が遠くまで響き渡るということから、
武士達が戦の折に合図として用いるようにもなっています。
 
修験道での法螺の吹き方には、
「説法」・「駈相」・「宿入」・「宿出」・「案内」・「問答」・「集合」・「寒行」の八種類(本山派による)があり、
これらを吹き分けるのは、なかなか難しく、相当の練習が必要とある。
 
一度八種類の聞き分けをしてみたいものだ!。
 
イメージ 1
DMC-GX7 + SIGMA 30mm F2.8 DN
TV 1/200  AV 4.5  ISO 200  焦点距離 30mm
 
 
 
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