相対性理論

 
相対性理論で有名な理論物理学アルベルト・アインシュタイン博士の直筆の手紙や原稿などが、
このほど慶応大学に寄贈されと言うニュースをみた。
 
相対性理論とは、一口で説明できないと言うより完全に理解できていません。
 
ガリレオの「物が動いているか止まっているかは、その物に決めることが出来ない」と言う相対性原理。
この相対性原理に絡んだ有名な話は、地動説と天動説。
果たして、動いているのは地球か、太陽か。
動いている電車内で床にボールを落とせば足元に落ちる。
外から見ている人にはボールは進行方向に動いている・・・など。

身近な事についてはピタリと当てはまるこの相対性原理。
ところが、動く速さが光の速さに近くなったり、ブラックホールの周りなどでは、
当たり前のような相対性原理が使えなくなってしまうのです。
そんな場合でも使えるよう、ガリレオの相対性原理を発展させた(見方を変えた)のが、
アインシュタインが発見した「特殊相対性理論(特殊相対論)」と言う物なのです。
 
あえて一口三口で言えば、
絶対的な時間が単独で存在しているわけではない。
つまり「 時間」は「重力」や「速さ」の影響を受ける。
時間は伸びる、光は曲がる。
 
 
特殊相対性理論に置ける光速度不変の原理。
これは、「誰にとっても、光の速さは同じ」と言うものです。
光の速度が絶対なら、物体は未来へ行くことが出来ます。
そうです、タイムマシーンが出来るです。
 
光の速さはおよそ秒速30万km。
全ての物体は、これ以上速くなれない。
光速を超えられないと言うことです。
 
なぜか、
E=mcと言う、有名な公式があります。
Eとはエネルギー、mは質量、そしてcは、光速=30万km/秒です。
この公式が意味するところは、
ある物体が持つエネルギーは、その物体の質量と、
光速の二乗(30万×30万=90億)をかけた物になると言う事です。

物体を加速し、光速を超えさせようとすると、無限大のエネルギーが必要で、
このエネレギーを作り出すことは不可能なので光速を超えられない。
 
光はなぜ光速なのか、光の質量(m)が0だから。
E=mcの公式でmが0、0を掛ければすべて0。
E(エネルギー)は0・・・。
分かるかな~!?。
 
光速を超える事は、理論上絶対に不可能、となるわけです。
ただ、「もし超えられたら…」と言うことで、
タキオン」と言う架空の物質が生み出されました。
 
タキオンは、光速より速く動ける代わりに、
光速より遅くなる事は出来ない、と言う結果になったのです。
タキオンを光速より遅くするためには、光速を超えると同じことで、
運動を止めるための無限大のエネルギーが必要になり不可能。
タキオンが光速と同速度になれば、それは質量0の光ですからタキオンではないのです。
 
光に質量は無いのでしょうか?。
光に質量があることを証明できれば相対性理論は崩壊する。
イメージ 1
DMC-GX7 + M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
TV 1/6400  AV 2.2  ISO 200  焦点距離 45mm
 
 
 
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