いずれがあやめ、かきつばた

 いずれがあやめ、かきつばた 
 
「いずれがあやめ、かきつばた」
あやめとかきつばたはよく似ていて見分けにくいところから来た言葉です。
 
菖蒲(アヤメ)と菖蒲(ショウブ)と花菖蒲(ハナショウブ)は別物で、
そこに杜若(カキツバタ)が加わってグチャグチャの四つ巴。
 
いずれがあやめか、しょうぶか、はなしょうぶか、かきつばた・・・・。
 
杜若は住吉区の区花で、浅沢神社で見られますので、
浅沢神社のは杜若。
長居植物園のは、花菖蒲と書いてある。
大阪で有名な城北公園の城北菖蒲園も花菖蒲、
堺市の白鷺公園も花菖蒲。
 
閉園しましたが、奈良の近鉄あやめ池遊園地の住所は、
奈良県奈良市あやめ池北1丁目9番1号で、
近鉄の駅は菖蒲駅と漢字で書く。
 
「花菖蒲」、「あやめ」、「かきつばた」はすべてアヤメ科アヤメ属だから皆同じ仲間。
 
菖蒲湯の「菖蒲(しょうぶ)」はサトイモ科で別物、葉っぱがにているだけ。
花は咲くけど蒲(がま)の穂みたいな黄色い花である。
 
はなしょうぶ(花菖蒲)
葉が菖蒲に似ていて花を咲かせるから。
 
あやめ(菖蒲)
剣状の細い葉が縦に並んでいる様子が文目(あやめ)模様。
花基部の網目模様からの説もあり。
 
かきつばた(杜若)
かきつばたの色(青紫)を染み出させ布などに書き付けた、
つまり衣の染料に使われたことから「書付花」と呼ばれていたのがなまったもの。
 
1発での見分け方。花弁の元を見よ!。
花菖蒲が黄色の目型模様、
あやめが網目模様、
杜若は白い目型の模様。
 
イメージ 1
DMC-GX7 + LUMIX G X VARIO 35-100mm/F2.8/POWER O.I.S
TV 1/1600 AV 2.8 ISO 200 焦点距離 70mm
 
 
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