KCN

 KCN  
 
青酸カリ
化学式 KCN で表される代表的なシアン化アルカリ化合物。
固体はカリウムイオンとシアン化物イオンよりなるイオン結晶であり、
シアン化物イオン中の炭素と窒素は三重結合を形成している。
白色の粉末状結晶潮解性があり、
水溶液は強アルカリ性を示す。
 
物騒なおばさんが逮捕された。
一人、二人、三人、四人、五人、六人・・・・。
二人はKCNで・・・・。
 
乾燥状態では無臭だが、潮解により空気中の二酸化炭素と反応し、
シアン化水素を放出しながら炭酸カリウムに変化するため、
シアン化水素による特徴的な臭気を発する。
 
ドラマでよくあるアーモンド臭がする・・・
摂取して胃酸と反応するとアーモンドまたはオレンジアンズ臭を発するという。
ここでいうアーモンド臭とは、収穫前のアーモンドの臭いであり、
製菓に用いるアーモンドエッセンスの甘い香りと異なり、甘酸っぱい香りである。
 
胃酸により生じたシアン化水素が呼吸によって肺から血液中に入り、
重要臓器を細胞内低酸素により壊死させることで死に至るとされる。
 
ミステリーでは「あらかじめ塗っておいた」などという描写があるが、
空気中では炭酸水素カリウム炭酸カリウムに変化してしまうし、
変化していなくても致死量を経口投与するには無理がある。
「食品に混入」という描写もあるが、
味が強烈なうえ、強アルカリ性なので口の中に激痛が走るため、
通常は吐き出されるはずである。
 
青酸カリで殺人は難しいのかも・・・・。
カレーなら・・・和歌山カレー事件・・・。
 
夫 「しばらく夕食にカレーはいらん!。」
妻 「心配せんでいい、あんた地位も名誉も財産も無いから大丈夫や・・・。」
 
イメージ 1
EOS 5D Mark Ⅲ + EF70-200mm F2.8 L USM
 
 
 
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