彼岸花

 
お彼岸のころに咲く、どこか妖しい雰囲気が漂うヒガンバナ
 
長居植物園内には2箇所に咲いているのですが、年々本数が減っている。
今年は白いヒガンバナは咲いていない。
 
行くところへ行けば、田んぼの畦道などに群生しているヒガンバナですが、
背景をぼかして撮影するスタイルですから、
遠出しても撮る画像は同じなので近場で済ませています。
 
呼名も色々ありまして、曼珠沙華(まんじゅしゃげ)に
墓地などによく植えられているため、死人花、地獄花、幽霊花。
アルカロイドという毒があるため、毒花、痺れ花(しびればな)。
花の姿から、天蓋花(てんがいばな)、狐の松明(きつねのたいまつ)、狐のかんざし、
剃刀花(かみそりばな)など・・・。
 
ところで、ヒガンバナが咲いている時、葉っぱが無いのに気づきませんか。
ヒガンバナの成長はこんな感じです。

 秋に成長・開花 。
お彼岸頃になると芽を出し、1日10cm近くも茎が伸び、花を咲かせます。
そして1週間ほどで花も茎も枯れてしまい、
今度は球根から緑の葉っぱが伸びてくるのです。

冬に葉を茂らせる 。
冬になっても、しげった葉っぱのままで冬を越します。

春に光合成
光合成をして球根に栄養をため込みます。

夏に枯れる。
夏を迎える頃、葉を枯らして休眠期に入ってしまいます。

再び秋に開花
秋雨をたっぷり含んでから、急ピッチで姿をあらわして、再び花を咲かせます。
 
イメージ 1
DMC-GX7 + EF100mm F2.8L マクロ IS USM
TV 1/200 AV 2.8 ISO 400 焦点距離 100mm
 
 
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