悲情城市
台湾観光で欠かせない台北市内から約1時間半ほどの町九份(チョウフン)。
その九份といえば、やはりなんと言っても、
1989年の映画「悲情城市(ひじょうじょうし)」をなくして語ることはできない。
映画「悲情城市」の舞台となったことで衰退した鉱山の町九份が観光の町に生まれ変わったのです。
映画「悲情城市」は観た事はありませんが、内容は旅行前にお勉強しました。
台湾の「二・二八事件」を題材にした映画です。
その後台湾全土に広がった。
戦後の台湾は日本統治がおわり、
その軍人や官僚の腐敗横暴に本省人が不満を爆発させ事件です。
当時の不満を台湾人たちは、
「犬去りて、豚来たる(狗去豬來)」と批判した。
犬(日本人)はうるさくても役に立つが、豚(国民党)はただ貪り食うのみ。
現に当時の台北の経済は東京に匹敵するほどだったそうです。
現在台湾人が日本びいきなのは「狗去豬來」も一つの要因だそうです。
日本人を侮辱した表現が犬ですが、
犬がお父さんであるCMには、その様な意味があると言われることも有ります。
まあ確かに、韓国語でもケッセキ(犬の子)と言う言葉があり、最大の侮辱語です。
日本語にも犬死に、負け犬、犬畜生なんて、さげすんだ言葉がありますから・・・。
犬がお父さんのCMなんて長男がブラックですから、見ようによっては差別CMですよ!。
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