客室窓

 客室窓 
 
 
航空機の窓は、
操縦室前方の風防(windshield)と操縦室の窓(cockpit window)、
客室窓(cabin window)の3種に大別される。
 
乗客が内側から目にすることの出来る窓は客室窓だけですね。
客室窓は機種によらず構成は同じで、アクリル樹脂のパネル3枚から成っており、
通常は外側パネルだけで客室内の与圧を支える。
中央パネルに小穴があけられ、通常は中央パネルに与圧がかからないようになっており、
両パネル間の空間は防曇の役目をもつ。
外側パネルが破損しても中央パネルで与圧を支持する。
内側パネルは強度部材でなく中央パネルを保護し、また騒音防止を兼ねている。
 
客室窓には、時として氷の結晶が出来る。
綺麗な結晶なのですが、外が見えない。
窓からの風景を撮影しようとすると、結晶が前ボケになってしまう。
結晶は何所に出来るのだろうか?。
3枚構造の外側の内面であろうと思われる。
 
氷の結晶が出来なくても、客室側のアクリル板がスリ傷で曇っている場合がある。
こんな時も撮影にむかずがっかりである。
 
イメージ 1
DMC-GX8 + LUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8 ASPH./POWER O.I.S.
TV 1/1000 AV 5 ISO 200 焦点距離 29 mm
 
 
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