クリスマスローズ

 
長居植物園水仙が咲く近くに、クリスマスローズが咲いていました。
水仙には毒がありますが、クリスマスローズにも毒があります。
 
草全体に毒性分があるクリスマスローズ(Helleborus niger)、
学名の「Helle」はギリシャ語で「殺す」、「borus」は「食べもの」で、
毒草であることを意味しています。
根茎と根に含まれている成分ヘレブリンは、心臓麻痺をおこす猛毒です。
クリスマスローズを傷をつけた時に出てくる汁が、
皮膚につくとそこがかぶれ、水泡ができることもあります。
 
毒の有る植物は身近に色々あるので、
何でもかんでも綺麗といって素手で触らない方がよいようです。
 
クリスマスローズとは、本来ヨーロッパで12月頃に咲くヘレボルス属原種のニゲルをさします。
クリスマスの頃に白い花を咲かせるので「クリスマスローズ」と別名で呼ばれています。
日本ではヘレボルス属全体をクリスマスローズと呼んでいます。
ヘレボルスニゲル以外のほとんどのクリスマスローズは春に花を咲かせます。
 
イメージ 1
DMC-GX8 + EF-m4/3A + EF100mm F2.8L MACRO IS USM

TV 1/1300 AV 2.8 ISO 200 焦点距離 100mm

 
 
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