重力値
重力値
空中で物を離すと、その物体は下へ落ちます。
これは、その物体に重力が働いているからですね。
地球の「引力」と地球の自転の「遠心力」を合わせた力を「重力」といいます。
重力には、「大きさ」と「方向」があります。
重力の方向は、物が落ちる方向、つまり下向きです。
また、重力の大きさは、加速度の大きさで表します。
一般的に、重力による加速度(重力加速度)を単に重力といいます。
加速度の単位は一般的に「m/秒2」ですが、
重力の場合は落体の法則を発見した「ガリレオ・ガリレイ(1564~1642)」にちなんで
Gal(ガル)という単位であらわします。
1 Gal = 1 cm/秒2
1 mGal = 10-3 Gal
1 μGal = 10-3 mGal = 10-6 Gal
単位の「mGal」「μGal」は、それぞれ「ミリガル」「マイクロガル」と読みます。
1 mGal = 10-3 Gal
1 μGal = 10-3 mGal = 10-6 Gal
単位の「mGal」「μGal」は、それぞれ「ミリガル」「マイクロガル」と読みます。
遠心力は、赤道上が最大で、両極ではゼロになります。
遠心力の影響は、引力に比べて非常に小さい(約1/300)ため、
遠心力の影響は、引力に比べて非常に小さい(約1/300)ため、
私たちはあまり意識することはありませんが、
赤道上の重力値が一番少ない事になり、赤道上で体重を量れば軽くなります。
赤道上の重力値が一番少ない事になり、赤道上で体重を量れば軽くなります。
地球上の重力値は約980Galで、赤道上と極では、遠心力の影響で約0.5%の差があります。
北極で50kgだった人が、赤道上で体重を量ると、50kgの約0.5%、250g減ったように量られます。
「重力」とか「引力」とかはよく聞く言葉ですが、
「重力値」と「値」が付くと滅多に聞くことはありません。
そんな重力値を40年ぶりに聞きました。
国土地理院は15日、国内約260カ所で、
どのくらいの重力が働いているかを示した重力値を40年ぶりに改定した。
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