五穀豊穣

 五穀豊穣  

葵祭の始まりは平安京に都が移る前、6世紀中ごろの欽明天皇のころとされます。
当時、国内が風水害で凶作に見舞われたため、
占い師の伊吉若日子(いき(の)わかひこ)に占わせると賀茂の神の祟りであることがわかり、
4月の吉日に、葵を飾り馬に鈴をつけて走らせ、
人は猪頭(いのがしら)を被り、五穀豊穣を祈ったことが始まりとされます。

走馬の儀、スタートして速度が上がると鞭を画像のように上向きに構え、
次に鞭先を前方に肩の位置で水平に、
それから、水平を保ち右90度(観客側)へ体と鞭先を向ける。
その後、後方へ鞭先を向ける。
この一連の動作が腕の見せ所です。
片手綱で上半身は垂直に乗馬するのでバランスが難しい。
ここでバランスを崩すと馬がよれ速度が鈍る。
そして落馬にもつながる。

今回はこの場面で落馬はありませんでしたが、
馬がよれ速度が落ちた平凡な走りになったのが二度ありました。
カメラのフラッシュのせいです。
俗に言うバカチョンカメラの方々が原因です。
儀式の始まる前や途中でも何度も、
カメラのフラッシュ禁止設定にしてくださいとアナウンスされていますが、
その方々はその設定が出来ないんですよ。
内蔵フラッシュ付き一眼デジカメの人も光らしてました。
多分、オートか、Pモードで撮影、糺の森が暗いので自動発光したと思われます。
さすがにそれなりのカメラの方々は、内蔵フラッシュ付いていませんから安心です。

落馬は、最後止まり際にバランスを崩して2名落馬、怪我なし。

この辺りの馬を撮るには、馬場後方からだと400mmでは馬が小さいです。
プロのカメラマン、ウーマンもズームレンズの400、200mmでしたのでトリミングか、
もしくは観客も入れてそのまま使うのか?。

これトリミングです。
イメージ 1
EOS 5D Mark Ⅲ + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
AV 5.6 TV 1/1000 ISO 4000 焦点距離 400mm
 
 
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