ムカデ

 ムカデ 

長居植物園のハス池(大池)を眺めながら木製ベンチに腰を下ろし休憩中。
前方1.5m先の土壌からミミズが頭を出した。
ミミズは体をくのらせながら全身を地表にあらわす。
そしてくねくねと土の地面からアスファルトの歩道に移動してきた。

ミミズは皮膚呼吸である。
1:雨が降り、地中の水分量が増えると呼吸しにくくなるので地表に出てくる。
2:地中の温度が上がると体温調整の出来ないミミズが地表に出てくる。

アスファルトの上をうごめいているミミズは、地中の温度が上がり出てきたのだ。
目の無いミミズの悲劇、進んだ先がアスファルト歩道とは・・・・。
上から太陽にさらされ、下からは高温アスファルト熱で水分が奪われていく!。
動きが止まる。
徐々に干からびていく!。
ミミズの断末魔を見届けていたその時。

「ムカデがそっちに行った!」とおじさんの声。
「ベンチの下に居てるで」
私のケツの下からムカデが顔を出した!!!!!!。
ムカデ大嫌いです!!!!。
おじさんありがとう!。
刺されんでよかったわ・・・・。

後ろから「ムカデは夏の季語やな?」とおばさんの声・・・・・・・。

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DC-G9 + LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm/F4.0-6.3 ASPH./POWER O.I.S.
AV 4 TV 1/1300 ISO 800 焦点距離 100 mm