生ハム
生ハム
情熱のスペイン悠久のポルトガル10日間の旅雑記。
スペイン・生ハムと言えばイベリコ豚の生ハムが有名で、
誰しもイベリコ豚を思い浮かべます。
スペイン産の生ハムは、
大きくわけてハモン・セラーノ(Jamon serrano)と
ハモン・イベリコの2種類があります。
ハモン・イベリコは、
スペインの南西部の高原に放牧されているイベリコ豚から作られます。
牧草、ハーブ、収穫後の麦の刈り株、
林の中のドングリなどの自然餌を食べています。
イベリコ豚は俗にドングリを食べている黒豚と言われますが、
ドングリだけを餌にしている訳ではありません。
そもそもスペインで生産される生ハムはハモン・セラーノと呼ばれていました。
しかし、現在は白豚と呼ばれる中部ヨーロッパからもたらされ、
作られた生ハムをセラーノと呼ぶようになりました。
現在スペインで生産される生ハムの9割がハモン・セラーノです。
ですから、ハモン・イベリコは高級品。
標準的なスペインツアーでは、食事に出てきません。
ハモン・イベリコを扱うレストランで個人的に注文すれば食せますが高かった!。
スペイン旅行中、各ホテルの朝食で、生ハムを沢山食べましたが、
残念ながら、ハモン・イベリコは食べず!。
豚の足は4本、値が高いのは後ろ脚。
前脚は肉塊も小さく、厚みがない、
また中央に大きな筋があり、商品価値は後ろ脚の方が数段上です。
あちらこちらで見かけたこのハモンを固定している台は 、ハモネロと言うものです。