トルコ no 006 トロイ遺跡
トルコ no 006 トロイ遺跡
イスタンブールから陸路海路で約345km、
トロイの木馬で有名なトロイ遺跡に到着。
トロイの木馬はありますが、世界のがっかり・・・に入ります。
紀元前2500年~2000年頃にはエーゲ海岸の交易の中心として
トロイは栄えていました。
その後はローマ時代まで栄えては滅びを繰り返し、
トロイは9層にわたる都市遺跡を形成しています。
遺跡の発掘が考古学の発展に与えた影響は大きく、
1998年に世界遺産に登録されました。
トロイの古代遺跡には時代ごとにI(1)市からIX(9)市と9つの市に分けられていて、
5000年前の人々の生活がわかる貴重な場所ですが、
さらっと見学しただけではよく分からない。
ほとんど崩壊した遺跡ですから。
VI(6)市の東の塔跡と城壁
紀元前1900~1300年頃のトロイ戦争以前と言われる石積みの城壁。
「イリオス(ILIOS)」はギリシア神話に登場する都市。
小さな穴は窓で、敵が入れない、温かい空気が逃げないためだとか?。
トロイは、古い都市の上に新しい都市が築かれ9層にわたる都市遺跡です。
この発掘場所は、その9層が分かる場所です。
II(2)市の正面門に通じるランプ(斜斜路)ですが、
この先に建物がないのでイメージが湧きません。
4000年前の井戸、4mほどの深さがあったそうです。意外と浅いと思う。
VIII(8)市~IX(9)市に儀式が行われたとされる聖域。
儀式では牛の首から流れる血が大切とされ、
丸い井戸には真っ赤な血が入っていたそうです。
中央右側の四角い建物は神殿。
トロイの木馬は、ここ南門に置かれていたといわれています。
4500年前にあった城壁は世界初の2列の城壁だそうです。
どこが2列なのかよく分かりません。
IX(9)市のオデオン(劇場)
トロイの遺跡のなかで、いちばん保存状態がいいです。
トロイ遺跡を左周りに見学してきましたが、
オデオンを見たらトロイ遺跡を一周したことになります。
後はトロイの木馬の中に登り記念撮影。
トロイは日本でもトロイの木馬伝説で有名ですが、
遺跡はほとんど形を残しておらず、期待して来ないように。
そのロマンを感じてください。
トロイ遺跡の正式名称は、
Truva Arkeolojik Kenti(トゥルワ・アルケオロジッキ・ケンティ)
Archaeological Site of Troy(英語名)。