飛行機搭乗左側ドアー
飛行機搭乗左側ドアー
EOS5D + EF24-105mm F4L IS USM
旅客機の座席について調べていたら、
「世界共通飛行機搭乗左側ドアー」の文面があった。
今まで考えた事もなかったが、旅客機に搭乗する時、
ボーディングブリッジでも地上からタラップでも
言われてみれば左ドアーから機内に入っている。
例外があるのだろうが、
過去に日本や海外で搭乗した旅客機や小型プロペラ機、
思い起こせば、後方ドアーの時もすべて進行方向左側ドアーからだ。
「飛行機搭乗は、なぜ左側ドアからなのか?」
解説があった。
時代は、「ローマ時代」に遡り、「バイキング船」から始まるのである。
その当時の船というのは、
現在の「舵」が船尾の真ん中に取り付ける技術はなく、
船の進行方向の右側後部に「舵」を取り付けていた。
「右舷」「左舷」は船の進行方向に向かって「右側」「左側」のこと。
英語では「starboard side」「port side」と言う。
つまり、港に船を接岸する際に、「舵取り板」の邪魔にならない
「港に着ける側」すなわち左側(左舷)を「port の side 」と呼ぶようになったのです。
これを「航空機」にそのまま取り入れられたという訳なのです。
「船」と同じように左側が港の側なので、
「航空機」の左側のドアしか出入りに使わないというわけです。