一心寺
一心寺
古典落語にも出てくるので、わたしは有名と思っているが、
寺や仏に興味がない、家に仏壇がないと知らない人が多いだろう。
納骨された遺骨で造立される「お骨佛の寺」、
宗派を問わず年中無休で営む「おせがきの寺」で有名な寺です。
故人の遺骨をお寺に納め、永代にわたって供養し、
納められた遺骨１０年毎で１体のお骨佛（遺骨で造られる阿弥陀如来像）
を造立します。
四天王寺の西にあり、毎日、納骨（分骨）やせがきの参拝者で賑わっています。
このお寺があるおかげで、お墓がない、仏壇がない、祭る人が居なくなる、等々、
遺骨や位牌の始末に困った時、助かるのです。
鉄道の忘れ物の中に遺骨に位牌があるなんて事はほんとの事ですが、
忘れたわけではなく始末に困ったからです。
こんな時、このお寺を知っていれば罰当たりな事をしなくて済みます。
こんなお寺がある事、知っておいて損はない。
