966が492

 966が492 
 
奈良の大仏さんの頭にポツポツとある巻き毛の螺髪(らほつ)は966個とされていましたが、
頭部の後ろには仏の光を象徴する装飾・光背こうはいがあり、
これまで螺髪の正確な個数を数えることができなかった。
 
「九百六十六個の螺髪を一つの円の中に収めた場合、
円が最小となる時の面積は」との数学検定の問題を大仏殿に掲げたため、
正確な数を調べることにした。
 
レーザー使って見えない後頭部を調査解析した結果、螺髪は492個だった!。
 
私も966個あるのか疑問でした。
以前、正面生際の1列を数えたら23個ありました。
単純に966個÷23個=42列必要です。
側面の耳周りの生際は17列だった。
23個x17列=391個。
頭頂部に行くほど多くなるので、全部の列が23個ではありません。
平均29個として、29個x17列=493個、近い数字が出ましたね!。
 
私の計算式から966個は絶対に無いと思っていました。
966個は宗教的な数字か?。
 
たしかに、寺の記録を記した「東大寺要録」には「螺髪を966個つくった」と記されています。
大仏さんは焼け落ちて造り直されていますから、
もしかして、最初の大仏さんは966個有ったのかも?・・・・・。
 
大仏殿に入ると、バスガイドさんの螺髪は966個と説明する声が聞こえてきますが、
これからは、大仏さんは年老いて髪が抜け、966個あった螺髪は現在492個になりました。
このまま長生きされたら坊主になるでしょう・・・。
 
イメージ 1
 EOS 5D Mark Ⅲ + EF24-70mm F4L IS USM
TV 1/60 AV 5.6 ISO 5000 焦点距離 70 mm
 
 
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