レイクド・ウィングチップ

 レイクド・ウィングチップ 
 
国際線国内線問わず、旅客機利用はエコノミーなので常に主翼より後方の席である。
よって窓から翼が見える。
その翼の先には反り立つウイングレット主翼端翼)を見る事が出来ます。
今やウイングレットの言葉自体、珍しくも無いものになりました。
航空機利用する男性ならほとんど方がご存知だろうと思います。
 
飛行機の翼は、
ウイングレットを装着することで燃料効率の向上や航続距離の延伸などの効果が大きくなります。
 
飛行機の翼は、飛行すると翼端(翼の先端)から渦が発生してしまう。
翼端から発生するので翼端渦と呼ばれますが、
この渦が機体を前進させる大きな抵抗になっています。
この翼端渦を小さくする効果があるのが「ウイングレット」です。
 
国内でよく見るウイングレットが特長な旅客機はボーイング737-800ですね。
最新鋭機のボーイング787主翼の先端部には、
ウイングレットの進化形、尖った形状をした「レイクド・ウィングチップ」が装着されています。
そんなレイクド・ウィングチップですが、
航空力学によって飛行機を改良してきた結果、
たどり着いたのは、
すでに自然界に存在する鳥の翼の形状なんです。
進化によって得た鳥の翼は素晴らしい!。
 
画像のウミネコの滑空時の翼形状がジェット旅客機の理想型です。
 
 
昨日の答えは、前方(画像右)がウミネコで後方がカモメです。
 
イメージ 1
DMC-GH4 + LUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8 ASPH./POWER O.I.S.
TV 1/2500 AV 5.6 ISO 200 焦点距離 35 mm
 
 
Hatena Blog 「maido」も観てね!。