修祓のりとそうじょう

 修祓 


御田での式次第の最初は修祓です。
修祓は「しゅばつ」と読みます。

住吉さんの色んな行事に参加したり見たりするようになって気づいた事。
式次第が始まると最初に進行係の神職さんの発する言葉が「しゅばつ」で、
続いて「宮司または祭主祝詞奏上(のりとそうじょう)」。
そうすると宮司または祭主が祭壇に進み祝詞を上げるのです。
で、「しゅばつ」が耳慣れない言葉だったので調べて意味を知りました。

神さまをお招きする前に心身の罪穢(つみけがれ)を祓うこと、つまり お祓いのことを「修祓」といいます。
 まず神職が祓詞(はらえことば:神々の力によって さまざまの罪穢を祓い清めてもらうための祝詞
を秦上する事から行事祭事が始まります。

御田植神事式次第
①修祓 = 御田を祓い清め,御神水を田に注ぐ。
②早苗授受 = 植女(うえめ)が替植女(かえうえめ)に早苗を授け、田植が始まる。
③田舞 = 八乙女が古雅な手振りの神楽を舞う。
④神田代舞(みとしろまい) = 御稔女(みとしめ)が豊穣祈願の神楽を舞う。
⑤風流武者行事 = 侍大将が武運長久の風流の所作を行う。
⑥棒打合戦 = 甲冑武者につづき紅白の雑兵が合戦を行う。
⑦田植踊 = 替植女の太鼓と謡いにあわせ早乙女が踊る。
⑧住吉踊 = 教導師の拍子と謡いにあわせ童女が踊る

左の神職が持っているのが大麻(おおぬさ:榊の枝に麻と紙垂を付けた祓の具)。
右の神職が持っているのが塩湯(えんとう:塩を溶かした湯あるいは水を器に入れ、榊の小枝で祓う)。
イメージ 1
EOS 5D Mark Ⅲ + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
AV 5.6  TV 1/520 ISO 100 焦点距離 214mm


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