ロマンティック街道・マッターホルン・パリ no15

 ロマンティック街道・マッターホルン・パリ no15 
  下山 
 
「ロマンティック街道とアルプスのピラミッド・マッターホルンとパリの休日9日間」
 
第5日目、7月10日(火)
 
下山
 
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リッフェルベルク駅からゴルナーグラート鉄道で下山です。
ここにもホテルがあります。
上の画像の右端にチラッと写っているのが小さな3星ホテルの
ホテルリッフェルベルクです。
このゴルナーグラート鉄道の沿線には、
頂上駅にクルムホテル・ゴルナーグラート、
麓駅ツェルマットから二つ目の
リッフェルアルプ駅に5ツ星ホテルのリッフェルアルプ・リゾートがあります。
どのホテルも泊ってみたいと思わせるホテルです。
 
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ゴルナーグラート鉄道全駅はIC式バーコントロール自動改札です。
この自動改札曲者です。
乗車カードをかざしたら素早くバーを押して出ないといけません。
もたついているとバーが下りなくなる。
厄介な事にもう一度(二度)乗車カードをかざすと、
その乗車カードではこの自動改札が使えなくなるのです。
この事は、添乗員や山岳ガイドから麓駅で聞き、
我々のグループは六人ですので全員了解していましたが、
多人数の日本人ツアー客の中に麓駅、頂上駅、
そしてこの駅で二度かざしで立ち往生する光景が見られた。
観察していると通過できない人は、
前の人がバーを倒して進みきっていない段階で手を伸ばして乗車カードをタッチ、
体がバーまで来たが押しても動かないので二度、三度とタッチしてお手上げ!。
あぁ!関西人か・・・・・。
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ゴルナーグラート鉄道は725Vの三相交流電流なので、
パンタグラフに特徴があります。
車両にはパンタグラフが横に2基並んでいます。
三相交流なので3本の電線が必要で、
上空に2本の架線、残る1本はレールです。
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三相交流電化+三相交流誘導電動機ゴルナーグラート鉄道は、
初期の交流電化で試みられた方式だそうです。
架線を複数設置しなければならないことや、速度制御が難しいことから、
一部を除き普及することはなかった。
現在は、安定した出力を保持する特徴(一定速)を生かして、
スイスとブラジルの一部の登山鉄道で使用されるのみである。
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