八ツ橋
八ツ橋
京都を代表する和菓子の一つ「八ツ橋」。
米粉や砂糖、ニッキ(肉桂、シナモン)などを原料とし、
この生地を蒸しただけで焼き上げない「生八ツ橋」と、
焼き上げた「八ツ橋(堅焼き八ツ橋とも)」があり、
餡を入れた「餡入り生八ツ橋」は後発商品ですが、現在一番人気の商品です。
子供の頃は、「八ツ橋」と言えば焼き上げ反り返った形の物でした。
餡入り八ツ橋「おたべ」は1969年(昭和44年)から製造を開始し、
今や新顔ながら一大勢力となる。
その昭和44年、高校3年の時、ある会合で校長に連れられ京都に出向いた。
その時、会場で休憩時間に出されたのが餡入り八ツ橋「おたべ」だった。
今でもその時の事をよく覚えている。
『これは新商品の「おたべ」です。餡を生八ッ橋で包んだものです。君たち好きなだけ食べてください。』
と、目の前に何箱も積まれた。
今思えば、その会合は関西企業などの社長さんたちも参加していたのです。
ですから、あの時のおじさんは「おたべ」の社長さんだったのかもしれません。
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