ヒマワリ

 ヒマワリ 
 
ヒマワリは、花が太陽と同じ方向を向いて咲くことから漢字で「向日葵」と書きます。
ほんとに太陽と同じ方向を向いて咲くのでしょうか?。
 
長居植物園のヒマワリ畑では東を向いて咲いています。
 
場所によって咲く方向は違うそうで、北を向いて花が咲く事は少ないが、
東・西・南と咲く場所によりまちまちだそうです。
 
朝方は東を向いて日の出を待ち、
夕方になると太陽を追って西向きに咲く性質を持っているのですが、
実は太陽を追って首を振るように花の向きを変えるのは、
成長期にある若いヒマワリだけです。
 
成熟したヒマワリは、一般的に東を向いて咲いている。
 
成熟期に入ったヒマワリが、ずっと東を向いて咲いている理由には諸説あり、
いまだ明確には解明されていません。
 
諸説ある中から3つの説を。

1・・・温度を調節するため。
ヒマワリは花が上を向いているため日光をまともに受け、
花の表面の温度が上昇しやすくなっています。
このことから、受精や結実に不都合が生じないよう、
寒い北や日差しが強い西ではなく、朝日の昇る東を向くと言われています。

2・・・受粉に最適な状態を作るため。
夏は日中と夜間の気温差があるため、
空気中の水蒸気が夜露(朝露)となってあらわれます。
表面積が大きい満開のヒマワリの場合、
夜露がつくとかなりの重さになるうえ、
茎にも負担がかかってしまいます。
このことから、受粉に最適な状態をいち早く作るために、
朝日の昇る東を向くと言われています。

3・・・病原菌を予防するため。
2にあげた湿気(夜露)は、病原菌が蔓延する原因ともなります。
このことから、
ヒマワリは大事な種子を守るために朝日があたりやすい東を向くと言われています。
 
 
イメージ 1
EOS 5D Mark Ⅲ + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
TV 1/125 AV 6.7 ISO 500 焦点距離 300 mm
 
 
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